家を建てるためにやっと見つけた土地。
でも土地が狭小な敷地で、道路との間口が３mしかない！
実はこのような狭小な敷地は、敷地と道路との接続の点で注意すべきことも。
道路というのは大きく分けると２つの定義があることご存知ですか？
幅員という道路幅が４m以上の場合と４m未満の場合です。
法律的には道路幅が４m以上であれば、普通の公衆道路ですが、４m未満になると道路の中心線から２mの部分はすべて道路とみなされてしまう。
厄介なのは、敷地内に４m道路がある場合なのです。
つまり家を建てる敷地内にそういう部分があると、道路とみなされてしまう…
これは厄介です。
この場合、道路の部分が家を建てる敷地面積から除かれてしまうので、建ぺい率や容積率の計算する時には敷地面積が小さく制限される…
このような結果になってしまう可能性があるのです。
それに敷地と道路のと関係には次のようなものも…
○接道(敷地と道路との関係)
家を建てる敷地は、道路に２m以上接してなければいけない。
○壁面位置の制限
街路区の壁面線内、つまり道路と狭小な敷地の境界上には、家の柱や高さ２mを超える門塀など環境を害するような建築ができない。
これは法律上で定められているもの。
ですから、狭小な敷地など狭小住宅を計画する場合、必ずチックする必要があるんですよ。