PR

2台分のビルトインガレージの間取りには制約も多い

完全な2台分が確保されたビルトインガレージの間取りというのは、なかなか見つけることは出来ません。

ネット上でもその間取りサンプルを見つけることは難しいもの。

実例はあるのですが…。

だから、普通の住宅メーカよりも、狭小住宅専門の建築業者や専門的なエクステリア業者などのホームページから間取りサンプルを検索した方がいいですよ。

出来れば狭小住宅ビルトインガレージの書籍を購入した方がいいかもしれません。

このように2台分のビルトインガレージの間取りになると、建築することが難しいのです。

なぜかというと、ある意味、趣味性が強いからです。

そして2台分ガレージは構造的制約も多い。

在来の木造住宅よりも梁スパンが長くなり、耐震構造的にはかなり難しい。

しかもコストもかかります。

特にガレージハウスは狭小住宅に多く採用されるため、ただでさえ狭い敷地に余裕がないのが現状です。

狭小な平屋ではなく、上層に間取りが広がる2階建て3階建ての狭小住宅であれば、断面の大きい木造や軽量鉄骨で組む工法を使うことで、たとえ狭小地な敷地でも間取り的に自由なものが建てられます。

2台分ビルトインガレージは従来にないプランの間取りなので、ハウスメーカの独自工法にも載れない可能性がでてくるのです。

そうなると別途設計費用が必要になり、コスト増になってしまいます。

最も問題なのはハウスメーカに設計を依頼する場合です。

ハウスメーカの場合、2台分ビルトインガレージのような高額な完全注文住宅であっても、ハウスメーカが持つ工法や材料優先なので、施工出来ないことがあります。

ガレージを中心とした家づくりにこだわりのある狭小住宅であれば、ハウスメーカに依頼するのではなく、ビルトインガレージを設計したことがあり、理解力をある建築設計事務所に、まず設計をお願いする。

これがイイ家づくりの近道です。