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狭小な間取りでは隠す収納と見せる収納を使い分けよう


狭小住宅での収納方法の一つですが、こういうこともあります。
見せる収納がダメなら、隠す収納しかない…というものです。

それが隠す収納術。

隠す収納と言っても、すべてのものをやたらめったら押入れや収納スペースの奥に詰め込んてしまう…
そういうものではありません。

どういうことかというと、例えば、棚の上に並べていた物を、カゴや箱に入れてから棚にしまったり、色調も形もバラバラの物が収納されている所を、布などで隠したりすることです。

そして見える部分のカゴや箱の色やデザインなどを工夫します。
そうすることでお部屋のインテリアと早変わり…
お部屋の雰囲気を自分好みに合わせることができるのです。
できるだけ同じ物を揃えて並ることで、キレイにスッキリと収納できます。

カゴや箱に入れて収納するという方法のメリットは他にもあります。
それは掃除がしやすくなること。

カゴの上の埃を掃除する時は、カゴをどかせばいいのです。
当たり前のことのようですが、このやり方は掃除してみるとかなりラクさを感じます。
また、蓋付きのカゴや箱なら、埃が入る心配もありません。
カゴに蓋がなければ、カゴの上に布などを被せておけば、布の上の埃を掃うだけで十分なのです。

このように、収納スペースを見えなくさせることで、狭小で小さな間取りの部屋でもスッキリとしたの印象になります。

狭小住宅の間取り設計打ち合わせの時は、隠す収納と見せる収納をうまく使い分けることで、空間のデザインと収納が合わさった素敵なインテリア空間ができるのです。