PR

家を浮かせて駐車場をもぐらせる!?そんな地下駐車場の発想のメリットとは…


普通の広い敷地なら、一戸建てを建築して残ったスペースに駐車場を設ける…
そういう考え方で十分ですよね。
それで十分な駐車場が確保できるなら何ら問題はありません。

でも、狭い敷地ではなかなかそう上手くいきません。
狭小敷地の場合、どうしてもスペースに余裕がありません。

そのような場合には1階を駐車場にして、地下または半地下構造にする…という方法があります。

地下構造つつくる場合、土地の立地条件としては、高低差の高い土地柄が良いとされていますが、その他に北側全面道路が坂道になっている場合でも、地下駐車場は可能なんです。
普通乗用車1台分が駐車可能なカースペースとするだけじゃなく、多目的に使える地下室や半地下室を配置できます。

つまり「地下」というのは、立地を逆利用する…という発想です。

例えば、地下1階には道路の高低差を利用して、駐車場の外に趣味の部屋やオーディオルーム等などの配置が可能となります。
また、土地が南側に面していれば、2階のLDKに大型の解放窓を設け、大型ウッドデッキを併設します。
そうすると2階リビングと一体となった開放的な空間ができあがります。

このように地下駐車場を設けることで、もう一つ魅力的な空間を創り出すことができるのです。

また、実は地下室部分やロフト部分の床面積は法律上、優遇されていることも魅力の一つなんです。
どういうことかというと地下室の緩和規制です。
つまり容積対象面積外として、通常建築が可能な面積以上に大きく建築が可能になるんです。
さらに、地下駐車場の場合は狭小住宅の延べ面積の1/5まで容積率算定から除外されます。

これは税金上、とてもメリットのあることなのです。