狭小な住宅で子どもを育てる環境では、間取りや採光にいろいろな工夫が施すことが必要です。
狭くても立派な一戸建てです…
狭小住宅でも満足のいく家の建て方、そのポイントをご紹介します。
まず一番にあげられる工夫は、お部屋を仕切らないことです。
狭小な間取りであっても、こまごまと部屋を仕切らない…
これはとても大切なことです。
お部屋を間仕切ってしまうと、ただでさえ面積が小さい家なのに、さらに小さくしてしまうからです。
どうしても間仕切りたい時は引き戸を使うことをオススメします。
仕切る必要のない時は、それを開けておけばお部屋を広く感じることができますから…
窓の配置にも工夫が必要です。
狭小住宅が立つ土地は、平面的にみると、袋地、三角地、旗地、細長い土地など、さまざまな変形地がほとんどです。
その中でも周囲に住宅が隣接して、制約の厳しい長方形の形になりやすくなる場合が比較的多いもの。
そのような場合、長方形の両端に、ある程度大きな窓を設けることをオススメします。
こうすることで視線の抜けができ、心理的に広く感じることができます。
さらに、階段にも工夫できます。
階段の壁を単にクロス張りの壁にするのではなく、採光の取れやすいガラスにすることで、上部の明かりが下まで届くようになります。
階段部分の壁まで見えるようになるので、間取りに広がりを感じることができます。