狭小住宅での間取りづくりでは、いかに無駄なスペースを作らないか…
これがとても重要になってきます。
たとえば廊下を単に移動にしか使えない間取りにするのではなく、廊下とサニタリー、廊下と子供の勉強スペース等を兼用したり出来ないかなどの発想です。
こんな発想で間取りスペースに少し余裕ができたりしますから。
空間はなるべく大きく確保して、極力間仕切りは設けないようにする…
フレキシブルで無駄のない間取りづくりをすることが大切だと思います。
また、床面積にカウントされない屋外のスペースを屋内の延長として考えることも効果的だと思います。
例えばテラスやバルコニーです。
テラスやバルコニーを1階や2階に設けて、その床の高さを狭小住宅の部屋の床レベルと同じにします。
そうすると間取り空間の連続感を演出することができます。
2階にテラスを設けて、小さな屋外階段を設置すれば、移動にバリエーションも生まれます。
狭小住宅のような狭い敷地で1階にテラスを設けることが難しければ、屋上にテラスを設けることもできます。
屋上庭園やルーフテラスとして利用すれば、さらに効果的な居住空間を造れますし、周りを気にすることなくのんびりと過ごせる空間ができますからオススメです。