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今なぜ狭小住宅なのでしょう?

都内に住む私の友人Aさんは、最近、会社にとても近い都心の密集地に狭小住宅を建てました。
狭小な敷地は広さ約16坪だとか。

そこに延べ床面積が26坪の木造3階建ての住宅を建てたそうです。
16坪に建てた一戸建てってどんな家なのか…、興味津々に行ってみるとビックリ。

何と、1Fにビルトインガレージを取り入れているではありませんか。
さらに、採光とプライバシーの確保も充実させていて、その狭小住宅の省スペース化の工夫として、はらせん階段を採用していたんです。

当然、都心の密集地なのですが、なぜこのような狭小地に家を建てるのでしょうか。

その秘密はこうです。

そこまでして狭小住宅にこだわる理由は…友人Aさんはもともと都心郊外に40坪の土地と一戸建てに済んでいたらしいのですが、今回、狭小住宅を建てるきっかけになった最大の理由は、「家族みんなが日中ほとんど家にいない。」という現実があったからだそうです。

せっかく郊外の緑豊かな住環境のいい場所に、一戸建てを建てたのに、いままで家族はそのメリットを受けてなかった。
ということです。

それが、決断した理由の一つだったんだとか。

狭小地への住まいづくりに取り組む家族には、なるべく建築コストを抑えたり、交通の利便性を考慮したりといった予算面や便利さなどだけが、その動機に思われがちです。
でも、このように家族のライフスタイルに起因した理由が多いのも、狭小住宅が都心に増えている背景にあるのかもしれませんね。