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あまり知られていないRC構造住宅のデメリット

RC造住宅の一番の問題は建築費用は高いこと。

従来の3F建て木造住宅に比べ、その費用は坪単価で約2倍ほどです。

もちろんいろいろな条件があるので単純比較はできませんが、この金額比較はおおよそのオーダーです。

狭小住宅の家なら、何とか建てられそうなRC造住宅ですが、実際は価格的な問題であきらめてしまうケースもあるようです。

また、RC構造住宅の建築費用の面で意外と知られていないのが、地盤が緩い場所などにかさむ建築費用なのです。

この地盤改良費用は地盤状況でさまざまですが、建物建築費用の1/4にも及ぶケースもあるのだとか…

これはRC造住宅の重さにも関わってきます。

特にRC造住宅はコンクリートや鉄筋などの材料を使うので建物重量がとても重い…

だからそれなりの強固な地盤が必要なのです。

そのため、土地条件によっては高額な地盤改良などが必要となってしまいます。

もう一つ、RC造住宅で造られる家に特有のものがあります。

結露です。

結露がが発生しやすいんです。

そもそもRC造住宅は木造住宅以上に高気密住宅なので、結露が発生しやすい条件が揃っています。

この対策として、RC造住宅のハウスメーカーの代表格である大成建設は、独自の換気システムを標準仕様としてもっているほどの対策部ぶりようなのです。

これは、室内空気では足りない分を清浄化された外気を供給システムというもの。

ですから、通常の機械換気より給気能力が高いというのが特徴。

もちろん値段も高くなりますが、その分「均質空間」という室内温度が一定に保たれるという魅力があります。

少なくとも現在の住まいは、24時間換気システムが必ず必要なので、適切な換気システムを導入することで結露問題は解消できる、というわけです。