30坪の敷地に、夫婦2人子供2人の家族4人で暮らせる狭小住宅は建てられるのでしょうか。
家族の暮らし方やライフスタイルで、土地が狭小でも広さの感じ方にはいろいろあります。
でも、子供が多いと子供の成長と同時に、間取りや家の広さをどうしても考えなきゃいけない、
そうですよね。
個人的には子供2人のいる家族でも、立派な狭小住宅を建てることはできます。
と思います。
でも、有り余る広さで子供が遊ぶ…といったほどの家の広さは難しい…
ですよね。
ですから、間取り的にもごくごく標準的なプランになります。
そこで家族4人の場合で住む場合、少し工夫が必要です。
平面に占める階段の割合が3階の間取りだと住まい的に実用的ではありませんよね。
だから、建ぺい率的に可能な限り総2階建ての間取りを考えること、
これがオススメですよ。
家族の構成的に、よくあるプランがリビング以外に部屋の確保をしようとします。
そうすると4LDKを想像しがちですよね。
でも違うんです。
4LDKのように、無理して狭く区切られた部屋ばかりにせず、
3LDKとして間取りを考えた方が、かえって空間的なゆとりや部屋の使い勝手というような、
つまり間取りの自由度が向上するのです。
3LDKの間取りプランなどは、ホームページの「住宅間取(例)」などに、
参考例がたくさん掲載されていますよね。
そんな実例を参考にして、2F建ての間取りを作り上げるんです。
でも、ここで1つ注意すべきことがあります。
「吹き抜け」です。
3LDKという間取りの場合、
諸条件によっては「吹き抜け」のある間取りを検討するケースが増えるはず。
「吹き抜け」は延べ床面積には入りません。
でも建物自体が大きくなり、建築費用も高くなるのです。
また、狭小住宅を建てる敷地は、建物の大きさに法的規制がかかっている土地が多く、
「吹き抜け」を間取りに取り入れると、当然、床面積が減ってしまうのです。
こんなことも気を付けるべきポイントなのです。