狭小住宅の間取りのように、小さな家のキッチンでぜひ取り入れたいもの…
それはすばりパントリーです。
パントリーとは別名キッチン納戸とか、食品庫などといいます。
そもそも飲食店で食器や食品などを保管する収納庫の意味です。
住宅のキッチンに設置する場合だと、納戸や食品庫のことを指すのですが…
このパントリーを狭小住宅へ取り入れる際に少しコツがあることをご存じですか?
それはパントリーの扉形状のことです。
小さなキッチンスペースの中でパントリーを設置するわけですから、パントリーの扉はなるべく引戸など邪魔にならない扉を使うことが便利なのです。
仮に設置することが難しくても、ロールスクリーンのように目隠しするだけでもパントリーの役目を果たします。
こうすることでキッチンの広さが少しでも確保できる…
そんなメリットがあるのです。
では、パントリーの中の空間として、どれくらいの収納スペースが必要なのでしょう?
つまり奥行きのことです。
広いにこしたことはありません。
でも狭小住宅なので、間取り的にはあまり期待できませんよね。
実はその収納スペースは棚板分と人ひとりが入れる広さ程度で十分なのです。
ですから、最低で0.75㎝位なのです。
逆に奥行きが深すぎると、奥のモノが取り出しにくいこともあります。
それが原因で賞味期限切れの食品が発生する事例もあるようです。
そして収納部分には、可動式の棚板を設置することをオススメします。
このように狭小住宅のキッチンパントリーは、スペース的に人が入れる程度が基本です。
出来るだけ奥行きの浅い戸棚タイプの方が、パントリーとしては適しているのです。