狭小住宅を建てるうえでとても大切な構造計算。
よく使用される工法に、国土交通省大臣認定の「SE構法」があることをご存知ですか?
この「SE構法」、実は通常の木造2階建以下の住宅にはほとんど使われていません。
なぜかというと、今の建築基準法の中では、木造2階建以下の住宅に関しては「構造計算」をしなくて良い…
そんな例外が認められているからです。
では通常の2階建一戸建の場合どうしているのか?
強度がどうなっているのか…
そんな疑問が湧いてきますよね。
建築基準法の中では、ある一定量以上の耐力壁を設ければ大丈夫…
通常の木造2階建以下には、そんな特例があるのです。
でも狭小住宅を建てる場合は、3階建の間取りになるケースが多い。
だからちゃんとした構造計算が必要になってきますよね。
頑丈で、しかも空間のデザインも必要になってきます。
重要になってくるのが、3階建でしっかりと組み上げられる木造住宅の「接合方法」。
そこでお勧めなのが「SE構法」なのです。
SE鋼法はビルや架橋、大型建造物で使われてますが、狭小住宅の建築にも使われてます。
特に安全が求められたり資産価値を高めたいなら、このSE構造がうってつけ。
3階建狭小住宅の構造として、よく使用されている理由がそれだからです。