狭小住宅の家づくりで特に気を付けたいのが間取り、そして通風と耐震性です。
匠(たくみ)と言われるカリスマ・リフォーマーがテレビで活躍していますよね。
狭小住宅のリフォームモデルのビフォー・アフターが人気です。
20坪以下、10坪以下の敷地でもゆったり暮らせる間取りなど、アイデア満載の家具や設備など、狭い敷地で快適に住むコツなどを事例に基づいて紹介しています。
狭くても住み心地のいい家づくりの実例は、たくさん紹介されているのです。
でもこのような番組は、狭小住宅の家づくりでとても大切な視点が見落とされている場合があります。
それは何かと言うと、狭小住宅のような狭い敷地に建てられる家は、間取りのための設計条件がかなり限られているということです。
つまり、実際は自ずとプランが決まるので間取りなどは簡単に決めやすいということです。
匠(たくみ)のようなカリスマ的な設計士は強引な技でのリフォームが得意です。
あまりオーダーメイドにこだわりすぎ、そのような強引な技で施主の要望がかなえられても、何年も住み続ける住宅の機能を10年、20年後も維持し続けられると思いますか?
そこに疑問を生じてしまいますよね。
リフォームされた家づくりは、その後10年後、20年後すみ続けた家の住み心地がどうか…
このことがとっても大切なんですよ。