このような間取りは、用途別に仕切れると意外と落ち着きます。
ですから「仕切る」ことがお勧めです。
ここで言う「仕切る」とは、壁などで間仕切るという意味ではなく、空間を視覚的に仕切る…
そういう意味です。
例えば、明るい色、原色に近い色で、かつ、一色の壁などは視覚的にも目立つので、明確に空間の広がりを止めてしまい、圧迫感を生んでしまいます。
また、インテリアの飾り方一つでも視覚的な空間の広がりは、大きく変わります。
建具の一部に透明なガラスを用いると、空間全体が見通せるようになります。
間取り空間としては仕切っていますが、視覚的な空間としては外の景色が見えることで広がりを演出できるようになります。
また、上下に視覚的な仕切りを施して外から全てを見せない…
そんな工夫もあります。
このような方法で、間取り的にはI型の細長いLDKでも、視覚的に広く見せることができます。
理想の間取りL型リビングに近づけることができますから…
LDKは、家族の集まる大切な憩いの場です。
とても重要な場所であり、居心地のいい空間でなければなりません。
狭小住宅の狭い間取りでも、居心地のいい空間を作れる工夫を知っておきましょう。
狭い食品庫(パントリー)の収納方法には…