狭小住宅のLDKは、なるべく正方形に近い間取り空間を作るようにしましょう。
そうすれば、玄関からリビングに入った瞬間、お部屋の開放感が違ってきます。
そこで重要なものがあります。
それはキッチンの位置です。
例えば、キッチンカウンターを対面キッチンにしてしまうと、食事に使うのは便利ですが、カウンター越しにダイニングテーブルがじゃまになります。
すると、どうしても家事動線が悪くなってしまいます。
奥さんがダイニングテーブルを避けながら動かなくてはいけません。
一番いい間取りの工夫…
それはダイニング部分をキッチンの真横につなげることです。
こうすることで家事動線を短くでき、ぐるぐると動きやすくなります。
家の中をぐるぐる回れる間取り動線だと、行き止まりがなく、自由に動き回れます。
これは、狭いという感覚の解消にもつながり、狭いリビングを感じさせない意識的な工夫の一つです。
このように、狭小住宅のLDKは居間・ダイニング・キッチンのつながる間取りがどうしても多くなります。
つながっている空間は一つの大きな間取り空間を生み出します。
が、使用するには使い勝手が悪いものなのです。
>>狭い間取りを視覚的に仕切るという工夫とは…