狭小住宅のLDK(リビングダイビングキッチン)の間取りイメージは、縦や横に細長くて狭い…
そんな想像をしてしまいます。
細長い、いわゆるI型 のLDKはリビングとダイニングはどうしても空間や部屋の仕切り・間仕切りが曖昧になってしまい、奥行きを感じない空間になっているのが原因です。
建売の分譲住宅などで 『LDK16帖』…
こんなチラシをご覧になったことがあると思います。
この間取り16帖は、一見広いリビングのように見えますが、正方形の間取りではなく、細長い間取りです。
あくまで家具の無い状態ですが…。
家具がない状態であれば広く見えますが、引越し後 家具を置くと意外に狭く感じることが多いのです。
リビングのソファーのすぐ横にダイニングテーブルが鎮座したりすると、家具が密集している感じがしますし、ソファーに座った時にダイニングテーブルが目の高さにくると、ますます狭く感じてしまいます。
狭小住宅だからといて、このようなLDKの間取りでは、落ち着きませんよね。
このように奥行きのない空間は、「広さ」を感じることができません。
どうすれば狭小住宅のLDK空間に「広さ」を感じさせることができるのか…
それは間取りを細長くするのではなく、なるべく正方形に近づけること…
これがいい方法だと思います。