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2階の部屋が温まりにくい狭小住宅のビルトインガレージ

通常の一戸建てに車庫兼用のビルトインガレージを設けることがありますが、これは狭小住宅の小さな家づくりでも採用されることが多くあります。

通常の一戸建てなら駐車場スペースは1階の半分程度のスペース…
2階は寝室に子供部屋…

といったような間取りづくりをするのですが、狭い敷地に建てられる狭小住宅の場合は、間取りの制約上、どうしても1階のスペースをまるまるビルトインガレージ駐車場にせざるを得なくなるケースがほとんどです。

つまり、2階の部屋の下はほとんどが駐車場になるといったイメージです。

この間取りがビルトインガレージを取り込んだ狭小住宅の大きな特徴だと思います。

1階が空洞とまではいきませんが、ぽっかりと空いてしまいます。

そうなると、例えば冬場の寒い時期などは2階の部屋が底冷えすることがありますから、注意が必要です。

寒さが厳しい夜などは2階の部屋がなかなか温まらないことがよくあります。

その対策としては、ビルトインガレージに外気を遮断するシャッターを設けることで基本的には解決できます。

冬場はシャッターを閉めて風を遮ることができますし、1階のビルトインガレージの空間を断熱空間として使用することで2階の部屋もかなり快適に過ごせるようになるのです。


>ビルトインガレージの真上の部屋をどう使うか