狭小地に建てる一戸建ての断熱材はしっかりと考えましょう。
なぜなら狭小住宅は通常の一戸建てと比べて屋内空間が狭いので、屋内全体の温度環境を快適な状態に保つことができやすいのです。
つまり、部屋ごとに閉め切ってエアコンをつける必要がありません。
さらに自然素材の断熱材であれば、文字通りの健康的で開放的な住まいが実現できるのです。
せっかく工夫して考えた間取りですよね。
そのためにもしっかりと断熱方法を検討しましょう。
一戸建ての断熱にはいろいろな方法がありますが、なるべくなら自然素材がいいですよね。
そこでセルロースファイバーという断熱材を紹介します。
この断熱材はさまざまな太さの繊維が絡み合い、空気の層をつくります。
このセルロースファイバーは1本1本の繊維の中にも空気胞があるので、熱や音を伝えにくくする断熱材なんですよ。
さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ってくれる優れものです。
施工方法は吹き込みというやり方で、繊維質の断熱材を吹き付けます。
自然素材でできているセルロースファイバーを断熱材として使用すると、湿度調整も防音もやってくれるので、都市型の狭小住宅には最適な断熱材だと思います。