狭小地に地下室を計画してみませんか!
外気温で気象が地中温度に大きく影響するのは、地表から約30㎝のところまでと言われています。
逆に地中約10mの深さでは年間を通じて約18℃で一定しているといるんです。
この地中温度こそが、夏は涼しく冬は暖かい快適な地下室空間をつくりだすことができるんです。
言うまでもなく地下室は床が地盤面下にあります。
でも、単純に地下へ空間を設けれは、地下室と思われがちなのですが、地下室にも定義があります。
それは、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの1/3以上ある空間であるということ。
この法律上に定義にそって地下室を計画しなければなりません。
その反面、間取りづくりをする上で大きなメリットがあります。
それは、「延床面積の1/3までは容積率に算入しない」ということ。
この法律上の規制緩和措置のおかげで、最大26坪の延床面積が39坪まで確保することができるんですよ。
これは税制上も間取り的にも大きいですよね…。