一戸建にビルトインガレージを取り入れる場合、とても注意しなければならないことがあります。
気付かれる方も多いはずですが、首都圏の狭小住宅に多いビルトインガレージの家では建蔽率をフルに使って駐車スペースを取り入れようとするケースがほとんどでは。
さらにビルトインガレージの面積が、延べ床面積の1/5除外できるのですからなおさらですよね。
つまり狭小なスペースでも、車庫スペースをそれなりに確保したいもの…。
2台だけじゃなく、3代目も…なんて思われてる方もいるはずです。
それに、愛車をガレージ内でぶつけたら大変ですよね。
誰もが考える広い駐車スペース。
でもそこには大きな落とし穴が…。
それは「強度」です。
ビルトインガレージで2,3台車を収納する場合には、当然、間口が広がるもの。
間口が広がると強度がさらに必要となることは、おおよそイメージがつきますよね。
在来木造の場合だと、やはり開口部を広く取ることで強度面が弱点になるのです。
それが、従来の木造軸組だとなおさらですよね。
だから間口が広い構造はやはり、SE構法や鉄骨組みがふさわしい。
これは本当です。
せっかく建てた一戸建てのビルトインガレージ内で、愛車をぶつけたくないですから…