10坪の土地に狭小住宅を建てたい…
通常、この坪数で建てる住宅は「超狭小住宅」と言われています。
一般の建築家が知恵を絞って設計を行うことができる坪数は、
せいぜい30坪程度。
ですから、10～20坪の「超狭小住宅」建てるためには、
それなりに有名な建築家かハウスメーカに、
設計や間取り計画などを依頼することをオススメします。
なぜなら地元の工務店レベルだと、設計図面が引けなかったり、
施工自体が難しい場合も多いのです。
15坪以下で建てた住宅を、住まいとして機能させるためには、
例えば、商業系地域の建蔽率80％以上の土地に建てたりすることが必要です。
この建ぺい率は、ほとんど都心近くの商業地に部類する区域なのです。
そういう場所は、一般的に防火地域指定の可能性が強く、
かりに3階建てだとしても、鉄骨かＲＣ造となり、建物コストがアップしてしまいがち。
結局、都心郊外の健全な土地を購入して、そこに一戸建て住宅を建てた方が、
かえって安上がりになる…こんなケースもあります。
ですから、狭小住宅を検討する場合は、ライフスタイルや家族構成を十分考えながら、
設計（間取り）や費用などの情報収集に努めることをオススメします。