狭小住宅を建てる敷地は狭い…
だからその狭い敷地に応じた家づくりがとても大切ですよね。
狭小住宅を建てようと考えている施主さんたちは、意外とこの「敷地に応じた家づくり」が大事だということをあまりわかっていません。
狭い敷地内に建物をどう配置すればいいか…、
このことを考えるの考えないのとでは、住まいの快適性が大きく左右されるんです。
土地整形の仕方や予算により、間取り設計の自由度が高い…これは当然ですよね。
でも変形敷地となっている都心部の敷地でも、配置計画や間取りプランの構成で、住みやすい家は建てられるんです。
それが「設計力」です。
どのような家でも、「設計力」こそが住みやすさの鍵なのです。
都市型の狭小住宅を設計する場合、都市型密集地特有の設計条件の厳しさがありますよね。
敷地条件、狭小、風通し、採光…などです。
これらに共通して言えることは、敷地に関して制約があること…ですよね。
でも、こんな敷地に関係する制約も、敷地にある独特の特徴としてそれを生かす。
配置や風、光を出来るかぎり導くような間取り構成を考えること、これがポイントです。
そうすることで、敷地を有効に使えるし空間も理想的に使えます。
そして何といっても視覚的に広さをも感じさせてくれる、そこに「設計力」の善し悪しが生じてきます。