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3階建て狭小住宅の構造でチェックしておきたい偏心量(バランスチェック)


これから木造3階建て住宅を建てよう…
そう思っている方に知っておいてもらいたいことがあります。
それは木造3階建て住宅の構造設計についてです。

平成12年6月より、木造3階建ては確認申請する際に構造計算書を添付する必要があることをご存知ですか?

木造3階建てを確認申請するためには、偏心量(バランスチェック)の検討が必要なのです。

これは「バランスのよい建物を建てるように」という目的ですが、裏を返せば最近の木造3階建てはバランスの悪いものが多い…
そういうことになります。

もちろん狭小住宅の場合も例外ではありません。

特に狭小住宅は、建物の間口に開口部を大きく設けてあるケースが多いですよね。
正面に玄関と車庫の出入り口があるような建物です。
ビルトインガレージがそうですが、この間取りの場合、バランスの悪い場合が多いのです。

さらに、その玄関の庇(ひさし)を兼ねて2,3階が飛び出している建物もあります。
このような建て方は慎重に構造計算をしなくてはいけません。

どうしてそんな心配をしなければいけないのか…
それは3階建て狭小住宅を建てる際に注意すべきポイントを知っておけば簡単です。