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敷地面積が狭小な15坪以下の建築費用は一体いくらなの


土地面積が15坪以下の狭い敷地に狭小住宅を建てる場合、その建築費用が一体いくらになるのか…
その費用の目安と様々な敷地条件で生じるコストについて説明します。

狭小住宅は木造2階建てという条件です。

土地面積が15坪以下の場合、求める家の構造や間取り住宅設備にもよりますが、その建築費用はおよそ2000万円が目安です。

しかし敷地条件にもよりますが、土地の面積が15坪以下でだといろんな規制がかかります。
狭小住宅の建築費用をある程度把握することも重要ですが、実はその土地にどのような規制がかかっているのかを把握することが、狭小住宅を建てる上で一番気をつけたいこだったりします。

どういう規制かというと、前面道路の道路斜線という斜線制限や商業地域・工業地域といった用途地域、建ぺい率など、法律上にかかわる規制のことです。

建ぺい率が80%の場合、土地の立地条件が角地だとおよそ10%が建築費用に加算されます。

また、道路に幅によるのですが、前面道路が4mぐらいだとすると、道路に面する部分の建物高さは 6mを超えてはいけないルールとなっています。
もちろん道路と敷地の境界から離して住宅を建てれば、6mを超えて建てることができるようになりますが…

でも、狭小住宅の建築費用に大きくかかわってくる規制があります。
それは木造住宅の耐火構造仕様です。

東京都の準防火地域(防火、防災のため、燃えやすい木造建築をしめ出して耐火性能の高い構造の建物を建てるように定めた地域です。)の指定地域では、2階建て木造住宅であっても鉄筋コンクリートなどの耐火構造に準じた「準耐火構造」という仕様にしないと家が建てられない場合があります。

このように狭小住宅を建てる場所にかけられた規制条件で、建築費用もグンと上がってしまいますから注意が必要です。