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湿気が溜まりやすい床下に配慮した最新の換気方法とは…


狭小住宅の床下換気には、最新の通気方法を採用することがお勧めです。

床下換気口は基礎の立ち上がり部分に設置している場合がほとんどですが、最近では基礎と土台の間に取り付けるることが一番いいといわれています。

これは基礎の立ち上がり部分の欠き込みが構造的な弱点となっていました。
でも最新の床下通気工法は、基礎の欠き込みが不要となる基礎パッキン工法というものです。
部材関係についても、今では換気機能のある優れたゴム製品が販売されており、これだと防振効果もあるので建物の耐震性や耐熱性も向上したりします。

また、狭小住宅の床下は通常の一戸建てより湿気が溜まりやすい構造になっていますから、換気口は湿気対策を兼ね備えた構造がいいと言われています。

そのためには、基礎と土台の隙間から床下防湿シートと基礎パッキン工法を採用するやり方があります。
基礎パッキン工法とは、厚さ20mmのパッキンを基礎と土台の間に設置して、その隙間から全周通気させる工法です。

この工法だと、従来工法では、床下換気口として 40cm×20cm程度の通風用の窓を約4m程度の間隔であけていたものが、全周にわたり通気機能がアップするようになるので、今まで床下の空気の流れも場所によってはよどみがちだった欠点が解消されたりします。

床下構造の欠点が解消され、しかも換気量についても従来工法の1.5~2.0倍に上げられるので、床下換気方法としては最も効率的な工法だと思います。