狭小住宅の限られた面積、容積の中でいかに快適に暮らすか…
このことを考えると、家の設計内容が大きく変わってくると思います。
空間を多目的に使えるように間取りを考えたり、生活動線に配慮して廊下スペースを少なくするなど…
いろいろな工夫が必要だからです。
そこでオススメしたいのが、廊下・通路をすべて収納スペースにする壁面収納という方法です。
壁面収納は効果的な収納方法の一つだと思います。
いろいろな収納家具がありますが、壁面収納の一番の魅力はなんといっても室内空間がスッキリ見えること…
床から天井まで一律の奥行でぴったりと収まり、デザインも統一されているので、造り付け家具のように、お部屋を美しく見せることができます。
デッドスペースを造らないというメリットが壁面収納にはあります。
また、家電の配線を隠すというメリットもあります。
狭小住宅の間取りでは、テレビやエアコンなど目障りな家電の配線がとても気になります。
そんな配線を隠すというメリットも、この壁面収納にはあります。
間取り空間に合わせてぴったりと収められる壁面収納は、そのほとんどがオーダーで造られていて、機能性だけじゃなくデザイン的にもピッタリの収納スペースができやすい…
これが壁面収納の魅力でもあります。
>狭小住宅の間取りに求められるアイデアや発想