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25坪の敷地に二世帯狭小住宅を建てたい!

25坪以下の敷地に二世帯住宅を建てれるのでしょうか?

正直に言うと、構成人数からの狭小住宅間取りプランだと難しい…

でも、ある工夫をすれば、敷地が25坪ほどしかなくても土地の有効性を十分に果たすことのできる狭小住宅を建てることができます。

その前に25坪の2世帯間取りプランを考える場合、まず、必要な敷地条件や家族構成などを整理してみると…

敷地面積:26坪
用途地域:第1種低層住居専用地域
建ぺい率:50%
容積率:100%
斜線制限:北側斜線(立ち上がり5m、1.25/1勾配)
家族構成:夫婦、子ども2人、老夫婦の6人

土地が都心に近い場所であれば、このような条件が標準ですよね。

では、その工夫とは何か?

狭小住宅の間取りプランとして提案すべきなの…

実は地下室なのです。

地下室は床が地盤より下にありますよね。

実はこの地下室、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの1/3以上であれば地下室と認められますが、延べ床面積の1/3までは容積率に算入しない…

そんな建築上の緩和措置があることをご存知ですか?

容積率に入らないとどんなメリットがあるのか…

それは同じ建て坪の3階建て狭小住宅の場合、その1.5倍の広さまで建築可能になるということです。

例えば、今回のように25坪の敷地で狭小住宅を建てる場合、3階建ては無理!

普通ならそうあきらめてしまいますよね。

でも同じ3階建ての狭小住宅でも、地下室をつくれば狭い敷地をより有効に使える3階建ての家を建てることができます。

この地下室は広く間取りをとることができるので、大変魅力的なのです。

だから2世帯住宅などで検討される方も多いようです。

ここで注意しなければならないのが、高さ制限や斜線制限。

3階建ての狭小住宅の立地条件には、いろいろな高さ制限にかかる可能性があるので注意が必要です。

さらに防火対策への配慮も、普通の2階建て住宅以上に厳しい規制があります。

でも、地盤の下につくる地下室は容積率の対象外。

ですから限られた狭い敷地の中でも、制限規制を受けることなく家づくりができる…

そういう意味でも狭小住宅に取り入れる地下室はとても魅了的なのです。