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狭小住宅3階建てを建てて初めて分かった防犯上の問題箇所


都心部に建てられた狭小住宅の防犯上の問題箇所は、隣家との隙間部分です。
この部分は、実際に建ててみると、隣家との隙間部分にどうしても不安を感じるようになります。

隣家との隙間の奥に進んでいくと、足下に浴室の引き違い窓があったり、通常なら目に見えない高い位置に浴室窓が半地下の場合、窓がひざ下の位置に来てしまう場合があります。

こういう場合、ガラス破りが簡単にできてしまいますから。

半地下の浴室窓が足下に位置する場合、泥棒にとってはしゃがんで作業しやすいので網入りガラスなどには防犯性はありませんから、泥棒にとって都合がいいのです。

このような隙間は、入りやすくて見えにくい場所ですから、いったん入り込んでしまえば、ゆっくり時間をかけてガラス破りのような作業に専念できてしまうからです。

対策としては、防犯扉に取り替えることも考えられますが、一番手っ取り早い方法があります。
それはホームキュリティシステムの導入です。

これは、入られたときに「被害を減らす」という考え方を併用すると効果的だからです。
隙間のような開口部分は、対策の強化をするのにどうしても限界があるがあり、対策の狙いを別方向に切り替えて考えるほかないからです。

泥棒の侵入をセンサーで感知し、その通報を受けた警備員を急行させる、というこの仕組みは、家の中で泥棒が活動する時間を、できるだけ短くすることができます。

つまり、「時間を稼いでなるだけ侵入しにくくする」対策に加えて、「入られたとき可能な限り被害を小さくする」対策を加えてみるのです

泥棒さんは、実はその家にお金がある家かどうかなんて判断しません。、
家の中にあるお金をかき集めれば1万円くらいにはなると分かっているからです。
だから、泥棒さんが普通の家に侵入しても、計算上は労働1日分を稼げてしまうということになるのです。

ですから泥棒さんはリターンの大きさより、リスクの小ささに注目して、狭小住宅のような家でも侵入してくるというわけなのです。

つまり、しやすく逃げやすい、リスクの少ない、都心に建てられた狭小住宅の隣家の隙間部分が一番危ないということになります。