これから木造3階建て住宅を建てようとしている方々…
特に狭小住宅を建てようと思っている方々にとっては、住宅の確認申請というものが、今後とてもに大切になってきます。
木造3階建ての建築構造で大切なのは編心率(バランスチェック)です。
この編心率(バランスチェック)がとても重要なのです。
特に住宅の階数が2階以上または延べ面積が50m2を超える場合は、法律上、偏心率(バランスチェック)の検討が必要になっています。
建物を建てる(新築・増改築)には、建築主は確認申請書を役所若しくは民間の建築確認検査機関に提出し、建築物が建築基準法・条例等に適合しているか確認を受けなければなりません。
もちろん確認を受けずに工事を着工することは出来ませんから。
その確認申請の際に注意しなければならないものとして、もちろん構造計算書もありますが、許可が下りるまでの期間が最も大切だと思います。
通常、問題なければ受理後7日間以内に確認済証という許可証がおりますが、狭小住宅のような狭い敷地に建てる場合は、すんなりと許可証が下りないことをご存じでしょうか。
構造計算が必要な木造3階建て住宅や鉄骨造・鉄筋コンクリート造の場合だと確認済み証を得るのに21日間もかかることもあるのです。
21日間というのは、建築基準法で定められた最大の期間です。
最悪のケース、住宅づくりに約3週間の空白期間が生まれることになるわけです。
また、確認申請提出前に事前協議が必要な場合、プラス1週間~2週間の時間を要する場合もありますから、注意が必要だと思います。